大阪府料理業生活衛生同業組合
理事長 津 田 孝 治
このたび、組合設立50周年を機にホームページを大幅にリニューアルいたしました。
お客様には、当組合加盟店をご紹介するとともに日本料理の良さを知っていただきたい。
組合加盟店のみなさんには、情報を提供すると同時に組合のことをもっと知っていただきたい。
そして既存のお店や、これから組合へ加入を考えておられる方々に組合の情報を知っていただきたい。
という願いを込めて新たな出発点といたしました。
当組合のルーツをたどりますと、明治31年、大阪市内を中心に料理屋の主人達が調理技術研鑽の場として「大阪調理会」を発足させました。
以後、この「大阪調理会」のメンバーが中心となって組合組織を作り、明治、大正、昭和と戦中戦後の混乱期を超え連綿として大阪料理業界を支え発展させ、現在に至っています。
ホームページのリニューアルの機会に、所蔵の資料からアーカイブスとして、一部を掲載いたしましたのでお楽しみください。
平成28年2月24日わたくしたちは創立50周年記念祝賀会を開催いたしました。
しかし、50年は時の通過点でしかありません。そこで、より魅力ある組合を目指して、100周年へ向けての三つの提言を未来の組合に託します。
「継承」-Succession
世界文化遺産として注目を浴びる日本料理文化の伝承、事業の継承、後継者の育成をめざします。
「革新」-Innovation
新しい料理への挑戦と世界に目を向けた新たなお客様の創造、時代の先を見つめる組織をめざします。
「奉仕と互助」-Service
日本料理を通じて社会奉仕をめざすと共に組合活動においても会員間の互助、調理技術の交流、異業種との情報交換などのお手伝いを積極的にめざします。